0:INTRODUCTION
1:自社や販売所の強みと弱みを客観的に見つめ直す。
● 強みを更に強固なものとしオンリーな存在を目指す。
● その「強み」を「価値」とするターゲットを設定する。
上記をもとに、そのターゲットに響く展開をWEB・SNS・実店舗で展開する。以下、ウエブに焦点を合わせた説明をおこないます。
WEB
1:PREFACE
インターネットを活用する理由。
店舗、ブランド、商品など様々な『存在』を知ってもらうための媒体は数多あります。
例えば、印刷物に代表される新聞や雑誌、折り込み広告。
また、TVやラジオなどの電波媒体もそのひとつです。
地域と密着した発信であれば、これらは有効な手段ですが、やはり訴求範囲は限られてきます。
店舗販売だけならそれも良しですが、顧客エリアを広げたいとか、ネット販売なども考えているのであれば、インターネットによる発信が不可欠といえます。
ネットによる発信を行うことで24時間、365日、地域関係なく店舗情報が広報でき、ドライブがてら来店可能なお客様の確保も期待できます。
また同時に、新鮮な情報をタイムリーに伝えることも可能となります。
何より、一般の方々は仕入れた情報に対して、アクションを起こす前に必ずインターネットで情報収集をおこなった上で、自分にとって有益かそうでないかをジャッジします。
そのためにも自社のプロフィールとなるオフィシャルサイトやインスタ、FacebookなどのSNSが重要となるのです。
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2:FIRST ACTION
まず最初におこなうこと。
他店のことは分かっていても、自店の事に関しては見えていないことが多いです。他店と比べ自店の強みは?弱みは?個性は?etc.販売を目的とした店舗では、消費者にとっていかに魅力的か、価値があるかにかかっています。
例えば新鮮な野菜が多種多量に並ぶとか、珍しい野菜が豊富であるとか、オーガニックに力を入れているなど、他店と明らかに違う看板を掲げることで、そのゾーンを求める顧客(ファン)を獲得することができるのです。
まず自店舗の『売り』(消費者にとっての価値)や、それを求めるターゲット(消費者のタイプ)を設定し、テーマカラーやロゴ、店舗ディスプレーの一貫性を持たせうえで、それらをネット媒体に移植してオンリーを目指します。そしてそのベクトルに共感するファンを増やし、リピータや広報係(口コミ主)になってもらうのです。
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3:WORD SETTINGS
テーマを全うする、ブレない。
自社のコンセプトやテーマが明確になり、ロゴマークやシンボルカラーが決定したら、そのコンセプトを象徴するワードを設定します。
例えば、オーガニックを売りにするのであれば、
★ オーガニック ★ 自然食品 ★ 無農薬栽培 ★ 特別栽培 ★ 無添加
など、それを価値とする消費者に見つけてもらうための目印を散りばめるのです。
検索ロボット(エンジン)を見方にする。
検索ロボットは、サイト内に散りばめられたワードを拾うことで、そのサイトが何を発信するサイトかを理解し、その情報が明確なほど上位表示候補となります。広く浅く様々な情報を節操なく表現するのではなく、コンセプトに準じた言葉に集中して表現することで『明確なサイト』として検索ロボットに評価されるのです。
テキスト以外に検索ロボットにアプローチする手法。
ご存知のようにサイトは数式のようなソースでできています。
このソースはサイトでは表示されませんが、検索ロボットはこのソースを読み込むことで、そのサイトの情報を入手・分析を行います。
この特性を利用して、ソースに拾って欲しいワードを埋め込む手法も効果的です。
SEO対策を施し、検索時に自社サイトが上位に表示されることは理想ではありますが、それを過剰に意識し検索ロボット(エンジン)だけを答えにサイトを運営するのはとても危険です。
あくまでもサイトを持つ目的は顧客となる『人』への発信ですから、人が見て魅力的なサイトでなければ意味がありません。
いくらSEO対策が効果的で上位表示されたとしても、クリックしたサイトが文字だらけのつまらないサイトでは、閲覧者はすぐに他のサイトに移動してしまいます。
あくまでも魅力的で有益なサイトであり、その中で理想的なバランスのSEOを施すことが重要となるのです。
SNS
SNSをサイトの中に組み込む。
サイト内にインスタグラムやブログ、フェイスブックを組み込むこともひとつの手です。
難しい知識がなくても気軽に最新情報をサイト内に反映させることができ、新鮮な情報をタイムリーに発信できるのもSNSのメリットです。
また自社基本コンセプトに準じたトーンでSNSをアップしていれば、サイトのイメージを崩すことなく違和感なく自然に展開することができます。
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X:SUMMARY
まとめとして。
サイト、SNS、店舗、商品その全てが一貫したメッセージを持ち「○○と言えば○○」と言われる存在になることが大きな目標となります。
どこかの〜なにかの〜の真似をすることではたどり着けないオンリーになり、ユーザーに喜ばれる貴社になることを心より願っております。